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塩害のケーブル損傷は気が付かないので注意が必要です

昔と比べオフィスや家庭内で使用するケーブルの種類は格段に増えていますが、断線や塩害による腐食などが原因でトラブルになることが発生しています。

身の回りを見ても電源カーブル以外に、テレビのフィーダー線、オーディオ、電話線そしてLANケーブルやスマートフォンを充電するUSBなどがあり、どれも重要です。ケーブルは一般的に被膜と呼ばれるビニールやゴムなどの絶縁する素材で覆われているため、中を通る線が塩害で腐食したり、外部から力が加わって断線しても外側からは確認出来ないことが有ります。特に電源は100ボルトの電流が流れているので、腐食した場合はプラスとマイナスの線が接触して熱を持ち発火することもあり、海岸が近い地域の方は特に注意が必要だと言われています。

塩害によるケーブルの破損でトラブルになるのは、アンテナ線で屋根に備え付けたアンテナから室内に引き込む線が腐食してテレビが映らないと言ったことは海岸地域の住宅で被害が多く出ていますが、海岸から離れていても近頃は酸性雨が増えたため、その影響で腐食することも有ります。

屋内でも塩害はあり、オフィスや家庭内のLANが腐食してインターネットやメールが利用出来ないなどの事例も増えています。LANは8本の細い線で通信を行っているため、腐食や外部からの圧力で簡単に断線を起こしますが、被膜がしっかりしているため気が付かない場合もあり、原因を把握するために時間を要することも有ります。オフィスや家庭で各種ケーブルはインフラの一部なので、塩害にも注意して配線することも必要です。

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