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配線ダクトに使われる材質

配線ダクトは取り回しがしやすく、取り付けやすいものがあると便利です。

目的のケーブルをまとめて収納することがありますが、サイズだけでは選べない事もあります。例えば使用される材質の違いです。配線ダクトには金属のものや樹脂製のものがあります。金属であれば頑丈で、寿命が長いので固定された環境では便利です、また、電磁波の影響を低減する効果があるので、電源線を仕舞えば、外部への放射を遮断でき、信号線に対しては外部からの予期せぬ受信によるノイズを減らすことができます。

より自由度が高く、取り回しがしやすい軽量材質と言えば、樹脂です。最近では形状や厚さを工夫することで強度を高めることができているため、多くの場面で利用されるようになりました。一度設置したらほとんど動かすことはありませんが、模様替えや拡張の際に自由に配線を変更できるのは、とても便利です。配線ダクトの材質に樹脂を選ぶ場合には、注意しておいた方が良い点が一つあります。それが火事になりにくい程度を示す難燃性です。

実際には燃えにくい程度を示しているものですが、炎がすぐに消えれば火事になりにく程度も高くなります。燃えにくさを示す指標にはUL規格と呼ばれる国際的なものがあり、その程度によって選べば全世界共通の難燃性ということです。そのほかはレイアウトに応じて色を選ぶぐらいですが、金属よりも樹脂の方が多くのデザインを選ぶことが可能です。見た目も重要なので、イメージにあったものを選びましょう。

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