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適切な線名札を選ぶ効用

電気工事や配線工事を行う際に各電線を間違わないようにするため線名札を用います。

配線を間違えば通電しないだけでなく機器が作動しなかったり、ひどいケースでは火災になることもあります。複数の作業者が電線の情報を共有できるので便利です。線名札は1種類だけでなく、場所や用途に応じて使い分けることができます。タコ糸が付いたファイバー製は、マジックや鉛筆で電線やLANケーブルに関する情報を記載して使用します。ナイロン製の名札で連結部が球状ならばケーブルの被覆を傷付けずに済みます。

その他分配電盤や監視盤のマーキングに使えるものや記名を差し替えられるものなどさまざまです。ケーブルが複数あり結束の必要があるときには、結束とともにマーキングできる線名札があれば大変便利です。LANケーブルのみで使いたいときは、ケーブルに即したぴったりサイズの名札なら見た目もすっきりします。

用途に応じて水に強い製品や耐薬品製品、さらに暗い場所や夜間でも識別できる特殊加工のものなど上手に選択することも大切です。線名札は設置工事を行うときだけでなく、後日機器に問題が生じ修理が必要な場合にも役立ちます。電線やケーブルなどが多く複雑であればあるほど効果を発揮しますから、できるだけ分かりやすい場所に付け、誰もが共有できる識別情報を記載しましょう。線名札によって機器の誤作動や故障を防止したり、火災などの事故を防止できるケースもあるのです。

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