会社の顔となる銘板は、屋外に設置するのが一般的です。
正門前であったり複合ビルの玄関口など取り付ける場所は様々ですが、一度取り付けると長期間そのままにしておくので耐久性に優れているものを銘板に用いるのが理想的といえます。日本で銘板が使われ出したのは大正時代からで、それまでは木材を使用していました。当時用いていた素材は銅と鉄を混ぜた青銅製で、緑がかった色が特徴です。非常に耐久性には長けていましたが、重量があることから壁等には取り付けられず地面に「置く」というスタイルでした。
現代もっともよく使われている素材はステンレススチールで、錆びにくい・軽い・美しい光沢が出るということから銘板には打って付けの素材といえるでしょう。加工しやすいのも特徴の1つで、平面のプレートだけではなく円筒形にして会社名を記すとモニュメントチックでとても目立ちます。屋外の場合だと壁に取り付けることになりますが、このステンレススチールは縁周りを溶接加工すれば、門にはめ込んで設置することも可能です。
中には期間限定工事などで、一時的に銘板を取り付ける場合もあります。その際は雨ざらしになるので、ステンレススチールそのものは錆びなくても取り付け部品が雨により劣化する恐れがあります。この場合の取付方法で向いているのが、結束バンドです。結束バンドには屋外用の特殊ナイロンが含まれた耐久性に長けた製品があります。これを用いることで落下を防いで、しっかりと固定することが出来ます。
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