光回線等の高速なインターネットサービスに加入しているにもかかわらず、インターネットの画面が表示が遅かったり、動画再生時のコマ落ちやゲームプレイ時の画面描画の遅れが頻発するようであれば、lanケーブルを変更する事で状況が改善する可能性があります。
lanケーブルは通信速度や伝送帯域によって規格が定められており、対応する規格によって「カテゴリー」と表記される分類分けが行われています。現在市販されている商品はカテゴリー5からカテゴリー8が大半で、数字が大きくなるほど高速で安定した通信が実現できます。通信速度はカテゴリー5で100Mpbs、カテゴリー8で40Gbpsとその差は400倍にもなります。また、実際に製品を選ぶ際はカテゴリー以外にも注目すべきポイントがあります。
電子レンジ等の電波を発生する機器の近くや電源ケーブルの近くでlanケーブルを利用する場合は、シールド付きと記載された商品を選択すると良いでしょう。ケーブルの内部をアルミ箔のような金属で覆う事で外部からの電波ノイズの影響を防いでくれます。また、単線と表記された商品を選択する事もお勧めです。
lanケーブル内部は8本の電線から構成されており、それぞれの電線が1本の太い線である単線か、細い7本の線を編み上げたヨリ線かの2種類に分けられます。単線はケーブルが太く、曲げに弱いデメリットがありますが、電波ノイズの影響を受けにくいメリットがあります。lanケーブルを変更される際は、100円ショップで買える安価な物も存在しますが、価格だけではなく特徴を理解して最適なものに変更するようにしましょう。
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